2008年6月18日水曜日

6/14、昭仁さんが地震と秋葉原の事件について思うこと

6/14、ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン。

皆さんもご存知の通り、
当日の朝、岩手・宮城内陸地震が起きました。
私は仙台市中心部から少し離れた北部の郊外に住んでいます。
当日は自宅にいて、震度5弱の揺れに遭いました。
震源地、もしくは宮城北部・岩手南部にお住まいの皆様は
震度6強の揺れに襲われ、大変な恐怖だったとお察しいたします。
心よりお見舞い申し上げます。
昭仁さんからも今回のラジオでたくさんの励ましの言葉を
言ってくださいました。私は被災者ではありませんが、
地震を体験したものとして、昭仁さんの言葉がとても嬉しかったです。
リスナーの皆さんからも温かい励ましの言葉がありました。
ポルノグラフィティをはじめ、
ファンの皆さんは温かい人が多いなと実感したオンエアでした。

地震の影響で所々、
頻繁に地震速報が入り聞けなかった部分もありましたが、
いつものようにオンエアのレポートを書きます。
今週もよろしくお願いします。

・・オープニング・・・

異例のオープニング。
タイトルコールなしで、昭仁さんが登場。
すぐにアナウンサーにバトンタッチし、地震情報へと切り替わる。

~地震情報明け~

宮城県・岩手県のリスナーからのメールを読んでくれました。
まだ余震が多く眠れない夜を過しているという内容。
そうですね。その日の夜はずーっと揺れてる感じがありました。
時々ガタガタっとくるし。寝苦しい夜でしたね。

「余震があって不安な夜を過している皆さんがいるんじゃないかと
思うんですけども、こういうときだからこそね、ボクは・・・」

ここで地震速報が・・
速報明け、あ、もう話題がサッカーに・・
仕方ないか;

6/15(日)は父の日。
ということでメールテーマは「うちの親父自慢!」

昭仁さんも今年は父の日に何かサプライズをしたそうですよw
どんなサプライズだったんでしょうね。

・・・フリートーク・・・

先日、秋葉原で起きた事件について思うことを話していました。
「報道とかで事件を見よって、1週間すごく考えたことがあって、
もちろん加藤容疑者が起こした事件ということで、
亡くなられた方がいてすごく痛ましい事件なんだけども。。
加藤容疑者がネットとか使って自分の言いたいことを出してったって
話があったりしてさ。
ネットを通じて犯罪とかイジメとかが多いけさ、
ネットっていうかブログだったりコミュニケーションがとれる場所。
それだけが責任があるっていうことを言いたいんじゃないんだけども、
顔が見えないコミュニケーションじゃないですか、あれは。
誰と特定できなくて、それを立ち上げた本人の顔も見れないし、
そこにやって来る人の顔も見えないコミュニケーション。
例えば世界中の人とか遠く離れた人とコミュニケーションがとれる
ってことはいいことなんだけれども、何かオレが思うのは
顔の見れないコミュニケーションとるってことは
すごく怖いことだとは思う。
自分の気持ちをネット上に出すってことはさ、
人間誰しも裏と表があるわけじゃん。
だけど、それを出すか出さないか。
その表と裏が人間の中にはあると思うのね。
それを例えば友達の関係のなかで思っていても言わないじゃないですか。
言わなくてもいいこととか。それは心の隅に置いといて
相手の顔を見ながらコミュニケーションっていく、
それでバランスをとっていくもんだと思う。
でも今そういうネットとかそういう顔が見えないところで
自分の素直な気持ちも言えばそれはそれでスッキリするかもしれないけど
どうしても心の中の暗部というか汚い部分を出すようになるじゃん。
それを出すと相手も汚い部分を出すようになるじゃん。
本当は表と裏がある、自分でバランスをとるのに、
裏裏ばっかり出していったら、自分の本当に思っていることにモヤが
かかっていくんじゃないかと思うんですよ。
自分もネットとか使うこともあるけども
個人情報保護とかいろいろな問題があるけども、
何かそういう汚いこととか言い合うこととか、
もうそういうのやめませんか?」
昭仁さんがおっしゃっていることはよく分かります。
実際、こうして自分の顔を出さずにブログを書いている私ですが、
顔を公開して書く勇気は・・・ありません。
ただ言葉だけの「表記」って無音のものなので
読む人によって感情の入れ方とか違うし、
時には人を傷つけたり、不快にさせる
ことがあるということを気をつけて書くように心がけています。。。
こうしてブログを書いている以上、私(プライベート)なものでありながら
事実上は公のものであることを認識しないといけないですね。
心の表の部分で皆さんとコミュニケーションがとれたらいいなと思います。

そして話題は・・
「(車に)はねられた友達を周りの人が応急処置をしてくれたと。
すごくそれは嬉しかったけれども、周りを見たら
それを携帯で写真に撮ってる人がいたと。それはすごく悔しかったと、
報道で見たんですけども、何かそれを見たときに、
あの何か、それは、応急処置をした人はすばらしいし、
もしボクがその現場にいたら何をしていいかわからんし、怖いし、
応急処置をしてあげられんかもしれん。
けども、ボクはそこでその模様を携帯電話にとって動画にとって
それをどうこうしようって気は絶対に起きんかったと思うんよね。
それがすごく悲しかったっていうか、今のこの世の中、
リアリティーがないっていうか。助けてあげよう、でもできないって
立ち尽くしているんなら分かるわ。
でもそれをカメラで撮ろうって一つ行動を起こしているってことは
違うからね、絶対に。絶対におかしいと思うし。
それを見たとき悲しかったっていうかむなしかった。」
事件自体も異常なものでしたが
携帯で事件を撮っている人がたくさんいた光景は、
本当に異様だと私も思いました。

「世の中の便利さとかいろんなことの情報が見れるとか
それでもちろんリアリティを感じることもあるんだけども、
でも人の心を何か、人の優しさとか正直さとかを失うような
便利さは本当は必要ないんじゃないかなってね、
すごくボクはねこの一週間思いました。」
身近なことであり、すごく根深い問題を投げかけてくださったと
思います。こうして一人ひとり考えることも大事だと思いました。

・・・そうなんじゃ!・・・

おもしろかったものをご紹介。

リスナー
「この前授業中に外を見ていたら
明らかに遠近感のおかしい鳥が飛んでいたんです。
めちゃくちゃ向こうにいるのに手前にある洗濯物より
大きかったんです。なんだったんでしょう!?
ちなみに途中で消えました。」
笑)UMA?
「知らんがな!!そんな!(笑)」
昭仁さんも思わず「そうなんじゃ」を先に言うの忘れてます。

リスナー
「私の父はドラマでエッチなシーンが出ると
トイレに行くふりをしてドアの影から隠れて見てます」
笑)気まずい、でも見たい。
でもその父の姿を見つけたら相当気まずいw
「うちのおふくろは、照れくさいあまりに逆に、
「昭仁、アレ見てみい。何しとるん?」って聞いてきてましたけども」

・・・「うちの親父自慢」・・・

リスナー
「うちの父はタクシーの運転手さんに、何度か
相川翔さんに間違われたことがあります。」
「あーお父さんくらいの年になるとあれじゃね、
目指すところは相川翔さんみたいな。
ひとつのバロメーターなんじゃね、きっと」
そんな昭仁さん・・・似てますよね!?(゚∀゚)

リスナー
「私の父は、一年中寝るときはパンツいっちょで寝ています。
そして寝るときにシルベスタ・スタローンのことだと思うんですが、
「ネルベスタ・スタローン」と言ってから寝ます。正直やめてほしいです」
ギャハハ~(*^m^)o==3

・・・ポルノカーペット・・・

いくつかご紹介。

リスナー
「人妻エステティシャン」

リスナー
「なんか、難しいね」
「14歳にしておませだね(笑)」

リスナー(ジェシカの弟さん)
「郵便配達員は見た 3」
「ハハハ、またジェシカの弟はよお!」

・・・メール・・・

リスナー
「私も新潟の中越沖地震を経験しました。
ここからじゃ何もできないけど被害者の皆さんの無事を祈ってます」

リスナー
「地震ですごく怖い思いをした皆さん。
私も小さかったですが阪神淡路大震災を経験しました。
被災地の皆さん、こういうときこそみんなで力を合わせて
切り抜けてください。応援しかできないですが許してください」

「本当に被害にあった方に僕らが出来ることは
こういう声かけてあげることだけだろうし
みんなで手をとりあって助け合うっていう
気持ちが大事なんだと思います。
がんばれって言ってあげたり、みんなで手を取り合うってことが
すごく今大事なんだと思います」

そして秋葉原の件について

リスナー
「私も携帯で写メを撮っている人がいたと聞いて驚きました。
人の死に対して好奇や偏見の目がない社会がのぞましいです」

リスナー
「私も事件を見てとても心を痛めました。
自分のことをネットに書いてわかってもらおうと
思ったのかもしれません。だからと言ってひどいことを書いたり
人を殺したりしていいわけがありません。
自分もHPをやっているけど他の人を傷つけないようにしています。
友達がネットで傷ついたり、自分も傷つけられたりしたからです。
昭仁さんの言葉を聞いてなぜか涙が出てしまいました。」

「何かボク自身もどうなんだろうってみんなに問いかけたかったんで、
たくさんメールやリアクションが来て嬉しかったし。
別に携帯で撮ってた人を責めたいっていうことでもない。
世の中全体が
悪いことなんだって感じなくなってるんじゃないかって
いうのはあったよね。
これはキレイ事ではなく
綺麗な心のほうがいいじゃん!
本当にこういうリアクションをしてくれてありがとう」
間違いなくファンには伝わったと思います。
改めて考えるいい機会になりました。
昭仁さんありがとうございました。

・・・昭仁グラフィティ・・・

スティーヴィ・ワンダー「Parttime lover」

昭仁さんがスティーヴィを知ったのは中学生の頃だったそうです。
そういえば、私の隣町の中学校に盲目の女の子がいて、
当時スティーヴィが、あのスティーヴィがその中学校に来たんです!
当時中学生だった私は彼の偉大さにまだ気づいてなかったけど、
今思うと驚くべき出来事ですね。
・・・もちろん後から知ったことで、見てませんけどね;
ちなみにうちの主人は隣町に住んでいてその女の子と同級生だったので、
生スティーヴィ見たそうです。
あ、プチ自慢しちゃった(笑)

・・・エンディング・・・

「いろいろ話しましたが、
大それたことが言いたいわけではなくて
幸せな感じがいいじゃないですか!」

そうですね負ではなくプラスの輪を広げていきたいですね!